【設計】そう言えば・・・どうなったのかな~??
2023年 05月 04日
2007年11月6日当時のブログ記事です。
この記事は既に15年前の出来事で、内容もその日の業務報告の様な感じで綴られています。特に読んでいても、面白いとは思いませんが、毎日更新を頑張っている様でした。しみじみ、この記事に限らず過去のブロク記事を読んでみて、これから新規にブロクを再開するに今後、記事作成に当り何かの切っ掛け作りになるかと検討中です。
外廻り作業は無ければ何も問題は無かったのですが、まあ~昨日の色々と廻る箇所があったので、ドタバタの出動となりました。
午後2時:耐震&防音工事物件(施主へ業務報告等・他)
午後3時:相模の国の役所へ・・・
建築指導課:耐震補強診断書&請求書の写し提出
建築審査課:木造2階建新築工事の完了検査予約
午後4時:電気・無線関係業者が私の事務所に訪問
午後5時:うちの奥さんのお迎えで~す♪
そんなこんなで、午後の明るい内の作業はあっという間に過ぎて行きました。そんな中で、私の方は色々な雑務作業に追われてすっかり忘れていたのですが、建築審査課のとある担当官から例の木造3階の物件はどうなりましたか?と質問されて・・・エ?木造3階物件???埼玉のやつか?世田谷の新規に相談のあったやつか?・・・と色々と考えていると、例の建売の階段部分の件ですよ!と言われて!オォォ~!そんな事があったよな~状態でした。
ふと、私が書いたブログ記事を確認してみると、10月23日にその事に関しての記載をしたのですね~!そうか、もうあれから2週間が経過するのですね!建築行政情報センターへ調査依頼をしていますが、調査結果を私の事務所へ連絡を入れると担当者が言ってましたね~!結局どうなったのでしょうか?私自身の結論は、不適格審査としか言いようがないと思いますが、では、どうしてその様な審査がまかり通るのかが、なんかドロドロとした裏取引?でもと思わざる得ないと感じですかね~!!←本人はかなりこの問題に対しては冷めている部分ではあるが・・・
結局の処、こういった問題はあちらこちらで発生していて、建築行政情報センターでも処理しきれないのでは?と思うのと、私の様な小さな一匹建築士などの戯言に付き合ってられないのかもしれません。しかし、正直者が馬鹿を見る時代は、この建築業界でも通用していまうのでしょうか?なんだか、世の中全体が狂っているのかもしれません。
・・・・そうか~!そう言えば、木造3階建の直通階段は、建築基準法では必ず要求されるが、大量に建売をやっている業者には不必要な法律であって、直通階段でなくても建築確認が、その業者の息がかかってる設計事務所であれば確認が決済になる社会なのですよか~?これが現実なのですか~?!!
でも、ふと思うのですが、万が一その木造3階建ての2階部分なり1階部分なりで火災が発生した時に、直通階段として機能しない場合に、人的災害に繋がらないのでしょうか?昔は木造3階建自体を認めなかった時代では、直通階段設置は当然の上に更に2方向避難も確保する様に指導を受けていたので、必ずバルコニー側に非難器具を設置していましたが、現在はそんな事すらしないのでしょうか?
私が、木造3階建の家を買うのでした直通階段は当然の事として、更に2方向非難まで考慮している業者というか物件選びをすると思う今日この頃でした。そう言えば、さっきのニュースで1階のボヤ程度の火災でも3階にいた家族4人が亡くなられたのですよね~!!本当に怖い時代になりましたね~!(オォ~・・・クワバラ!クワバラ!)
2023年現在、残念な事に建築基準法の大改正以来、木造並びに木造以外の物件で3階建て以上の設計業務は未だに経験がありません。基本的には今でも3階建て物件の直通階段の設置は変わってはいないと思います。また、規模による2方向避難も変っていないと思います。私自身、初めての経験なのですが、今年2023年に入ってから、かれこれ4か月以上新規物件の設計依頼はありません。このままでは、設計事務所の経営もある意味、業務方針の方向転換する必要があるかもしれません。(2023年5月4日:追伸)
by ancoffice
| 2023-05-04 07:31
| HP 業務雑記
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