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【設計】建築確認業務説明・情報交換会に出席!

2007年10月24日当時のブログ記事です。
この記事は既に15年前の出来事で、内容もその日の業務報告の様な感じで綴られています。特に読んでいても、面白いとは思いませんが、毎日更新を頑張っている様でした。しみじみ、この記事に限らず過去のブロク記事を読んでみて、これから新規にブロクを再開するに今後、記事作成に当り何かの切っ掛け作りになるかと検討中です。


昨日は、相模の国の産業会館にて、相模原市建築審査課の職員より6月20日に施行された改正建築基準法に関しての建築確認業務説明会並びに情報交換会がありました。

一個人であれば、多分私自身は出席しなかっただろうし、また、こういった行事?が主催されている事すら気が付かなかったと思います。


そもそもの発端は、私が加盟している組合からの依頼で、組合代表という事での出席依頼ではありました。今回の説明会は3回目らしく毎回出席している方もいるようでした。感想としては、特に目新しい事項がある訳でもなく、私がネットで情報を収集している内容と全く同じ内容でした。

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役所であっても、やはり設計事務所同様で国土交通省からの通達か建築行政情報センターの情報収集といった事を役所の担当者も行っている状態で説明資料もネットからダウンロードした内容をただ印刷したものでした。

そういった意味では、日経BPからのメールマガシンの方がかなり情報量があるのではないかと思われますし、また、最新情報や統計報告等の掲載もあり非常に面白く刺激がある内容ばかりで今回の説明会に対しては、かなり残念な物足りなさを感じてしまいました。

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説明会の後の情報交換会は、参加された方々の質問の嵐が発生するのかと思っていましたが、予想以上に皆さんは大人しく何も質問をする気配がありませんでした。折角の情報交換会に1時間以上の時間が確保されているにもかかわらず・・・シ~ンとした静かな雰囲気に仕方がないので、私が感じた審査に対しての詰まらない内容を質疑してみました。

私が質疑した内容としては、
・4号特例が来年から廃止される事についての質疑
・現在は建築士免許証の写しの提出から、自動車免許の様な形状にカードを提示するシステムに変更になるのかの質疑
・申請不適格等による行政減点制度はいつから施行されるのか?また、5年以上の無違反により減点がリセットされるとう事は本当なのか?
・4号外物件:構造設計が絡む場合の申請について、今までの審査をした中でのチェックポイント及び、アドバイス等をして欲しい事
・民間検査機関と行政審査との法解釈による温度差はどうして起こるのかの質疑
・建築確認決済が完了した物件に不適格部分が判明した場合に過去にさかのぼっての行政指導・勧告等のシステムは存在するのかという質疑
・基準法違反に関しての相談窓口等は、どの様な窓口があるのかといった質疑
・適判?(適合判定)に関しての言葉の意味とその内容に関しての質疑
といった内容を、私自身はあらかた解っていたのですが、この会の雰囲気を多少でも盛り上げるつもりで、30分程喋らせて頂きました。これが、ある意味起爆剤となって他の方達も重い口が開く様になり多少はその場の雰囲気も情報交換会的なムードになったと私自身が勝手に思っています。

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以前8月30日に日経BPで取り上げられた記事で、国土交通省の小川富由・大臣官房審議官が「緊急拡大全国会長会議」状況の動画が配信での感想でも思ったのですが・・・「日事連の関係者も、借りてきた猫みたいに静かに紳士的に傍聴している部分にも妙な違和感がありました。私だったら、確実のその場で暴れる可能性があるかも・・・・・国も民間もトップに立つ人達は私の用な凡人とは違うのかもしれませんね!」といった内容でしたが、その当時はまだ改正後2ヶ月程度で私自身もかなりパニック状態でしたので鼻息も荒かったのですが、現在の私は、改正後4ヶ月もの歳月が経過した為か、なんだか気分はかなり冷めているのかもしれません。

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これから、色々と4号外物件が私の廻りの仕事が始まりますので、その事で頭が一杯になっているのかもしれません。とにかく一通りの色々な物件の建築確認申請を経験した上で、今後の建築確認審査方法について私なりに色々と提案が出来るのでは?と思っていますが・・・・はて?さて?今後どうなるかは紙?神のみぞ知る状態なのかもしれません。

2023年現在の私にとっては、当時の法改正はかなり懐かしい思い出になりつつあります。しかし、残念ながらあれから15年も経過したにもかかわらず、構造計算が伴う3階建て以上の物件は未経験のままです。これからも先、この4号外物件は私にはかなりハードルが高い物件になる予感がプンプンです。(2023年3月3日:追記)

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by ancoffice | 2023-03-03 07:22 | HP 業務雑記 | Trackback | Comments(0)

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